基本的に、オルソケラトロジーは近視矯正が主な目的であり、遠視の矯正は難しいです。 しかし、一部のケースでは遠視用の特別なオルソKレンズを使用することで、軽度の遠視を矯正できる場合があります。

オルソケラトロジーで矯正できる遠視の目安

✅ 軽度の遠視（+1.00D程度まで） → 矯正できる可能性があります。
❌ 中等度以上の遠視（+1.50D以上） → 矯正が難しく、効果が安定しにくいことが多いです。

遠視矯正が難しい理由

🔹 オルソKは角膜を平らにすることで近視を矯正する技術
→ 遠視の場合、逆に角膜を中央部分だけ丸くする必要があり、設計が難しい。

🔹 視力の安定性が低い
→ 遠視矯正用のオルソKレンズは、近視用と比べて日中の視力の持続時間が短くなりやすいため、実用性が低い場合があります。

🔹 子どもの遠視矯正には向かない
→ 強い遠視の子どもには、通常のメガネやコンタクトの方が適しています。

遠視の方におすすめの矯正方法

遠視の度数や生活スタイルに応じて、以下の方法を検討するのが一般的です。

✅ メガネ（一般的で簡単な矯正方法）
✅ 遠視用コンタクトレンズ（ハード or ソフト）
✅ レーシック（年齢や目の状態によって検討可能）

まずは適応検査をおすすめします！

遠視の矯正が可能かどうかは、眼科での検査が必要です。オルソケラトロジー以外の選択肢も含め、最適な視力矯正方法をご提案いたします。