はい、オルソケラトロジーで乱視の矯正も可能です。 ただし、矯正できる乱視の度数には限界があり、軽度~中等度の乱視(-1.50D程度まで)の方が対象となります。
オルソケラトロジーで矯正できる乱視の目安
軽度の乱視(-0.50D~-1.50D程度) → 比較的良好な矯正効果が期待できます。
中等度の乱視(-1.50D~-2.00D程度) → 矯正できる場合もありますが、個人差があります。
強度の乱視(-2.00D以上) → 矯正が難しく、オルソK以外の方法を検討する必要があります。
乱視がある場合のオルソケラトロジーの注意点
乱視の種類による影響
- 角膜乱視(角膜の形による乱視) → オルソKで矯正しやすい。
- 水晶体乱視(目の中のレンズによる乱視) → 矯正が難しいことがある。
乱視の程度によって視力の安定性が異なる
乱視が強い場合、夜のオルソKレンズ装着後に日中の視力が安定しづらいことがあります。
乱視専用のオルソKレンズもある
通常のオルソKレンズで矯正が難しい場合、乱視用の特別なデザインのレンズが適応できることもあります。
まずは適応検査をおすすめします!
乱視の程度や目の状態によって、オルソケラトロジーが適応できるかどうかが決まります。当院では適応検査を実施しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。