理想的な装用時間は、「毎日 6時間〜7時間以上」と言われています。
オルソケラトロジーは、レンズで物理的に角膜を押して形を変えるため、ある程度の時間をかけないと矯正効果(型)がしっかりつきません。
睡眠時間ごとの効果の目安は以下の通りです。
1. 理想的な時間(6時間〜)
- 効果: 朝起きて外した直後から視力が良く(1.0〜1.2など)、夜寝るまでその視力が維持されやすいです。
- 安定性: 毎日この時間を確保できれば、視力の変動が少なく快適に過ごせます。
2. 時間が短い場合(4〜5時間以下)
- 効果: 朝は良く見えても、矯正の「型」が浅いため、夕方〜夜になると視力が落ちてくる(元の近視に戻ってくる)ことが多くなります。
- 対策: 睡眠時間が短い日は、夕方から薄い度数のメガネが必要になる場合があります。
- もともと近視が軽い人(-1.0D〜-2.0D程度)であれば、5時間程度の睡眠でも1日持つことがありますが、個人差が大きいです。
3. 時間が長い場合(9時間以上など)
- 効果: 矯正効果としては問題ありません(よく見えます)。
- 注意点: 長時間つけていると、レンズが涙で張り付いて「外しにくく」なることがあります。
- 外す前にしっかりと人工涙液(目薬)を点眼し、レンズを浮かせてから外さないと、角膜を傷つけるリスクがあります。
- あまりに長時間(10時間以上など)になると、角膜が酸素不足になりやすいため、起きたら早めに外すのが基本です。
睡眠時間が短い人のための「裏技」
「仕事が忙しくて、どうしても睡眠時間が4〜5時間になってしまう」という場合、多くの眼科で推奨されている方法があります。
「寝る前の『リラックスタイム』から装着しておく」
例えば、睡眠時間が5時間しか取れない場合でも、寝る1時間前にレンズを入れて、読書やスマホを見たり(家事などをしたり)してから寝れば、トータルの装用時間を6時間に伸ばせます。
※ただし、レンズを入れたまま目を酷使すると異物感が出たり、乾燥しやすくなったりするため、適度に目薬をさすなどのケアが必要です。
まとめ|毎日6〜7時間以上の装用が視力安定の目安
オルソケラトロジーは、毎日6〜7時間以上の装用で視力が安定しやすくなります。
装用時間が短いと夕方以降に見えにくくなることがあり、長時間の場合は外しにくさや乾燥に注意が必要です。
無理のない装用時間を守り、詳しくは眼科の指示に従いましょう。
