オルソケラトロジーレンズ装着中(就寝中)に起きたときの見え方
オルソケラトロジーは就寝中に装用する特殊なハードコンタクトレンズですが、夜中に目が覚めたときでも「ある程度見える」ようになっています。
状況 | 見え方 |
通常の状態(慣れてきた頃) | ある程度はっきり見える。室内の移動や時計を見る程度なら問題ない。 |
治療初期(開始1〜3日) | 見えにくい・ぼやけることがある。角膜の矯正がまだ不完全なため。 |
目が乾いているとき | かすむ・ゴロゴロ感がある。まばたきや人工涙液で改善することも。 |
なぜ見えるの?
- オルソケラトロジーレンズは角膜にフィットする硬めの素材
- 光をある程度正しく屈折させるため、裸眼よりも視界がクリアになる
ただし、通常の「日中用ハードコンタクトレンズ」のような完全な矯正力ではなく、主な目的は「寝ている間に角膜の形を整えること」です。
実際の患者さんの体験例(よくある声)
- 「夜中に起きて時計を見るくらいは問題なくできる」
- 「最初は少しかすんでたけど、数日で慣れてきた」
- 「乾燥してると少し見づらいときがある」
- 「メガネなしで起きて動けるので便利」
注意点
- 強くこすらないこと!
→ 寝ぼけて目をこするとレンズがずれる恐れがあります。 - 乾燥が気になるときは人工涙液を使用してもOK(保存液とは別物です)。
- 起きたらレンズが外れていた・痛みがある
→ 眼科で早めに確認してください。
まとめ
質問 | 回答 |
寝ている間に起きたとき、見えますか? | はい、ある程度見えます。軽いぼやけはありますが、日常動作は可能です。 |
どんな時に見えにくくなる? | 治療初期、乾燥時、レンズがずれているときなど。 |
見え方が悪いときは? | 無理せず、人工涙液やまばたきで改善を試し、それでも不快なら眼科へ。 |