一概に「あり」「なし」とは言えませんが、正しく使えば「あり」。ただし条件と注意点があります。
✅ 結論:正しい指導と管理のもとなら、子どもでもコンタクトは使用可能です。
特に最近は、小学生~中学生でも近視の進行を抑える目的で使われることが増えています(※オルソケラトロジーや低濃度アトロピン点眼などと併用されることも)。
何歳から使えるの?
目安としては、
- 自己管理ができるようになる小学校高学年〜中学生以降
- 具体的には 10歳前後〜 が多いです
🔹ただし年齢よりも、
- 手洗いがきちんとできる
- 毎日コンタクトを清潔に扱える
- 親が管理・フォローできる
➡ これらができていることが条件です。
子どもにコンタクトを使うメリット
メリット | 解説 |
👀 視力の質が向上 | 運動中でもメガネがずれない。視野も広い。 |
🏃♀️ スポーツに便利 | サッカー、バスケ、水泳などで支障がない |
😄 見た目への自信 | メガネが苦手な子には大きなモチベーションに |
🔬 近視進行抑制に使える | オルソケラトロジーや多焦点レンズなども選択肢 |
でも「なし」とされる理由は?
下記のようなリスクがある場合はおすすめできません。
デメリット | 内容 |
🦠 感染症リスク | 清潔に使えないと「角膜炎」「結膜炎」などの原因に |
❌ つけ外しができない | 爪が長い、指が汚れていると危険 |
💬 違和感を言えない | 痛みや異常を我慢してしまう子も |
📅 定期検診に行かない | 成長に応じて度数が変わるので管理が必要 |
子どもに使わせるなら「この条件を守って!」
- 必ず眼科で検査・指導を受けること
- 1日使い捨てタイプ(ワンデー)を推奨
- 親が一緒に使い方・衛生管理をチェックする
- 装用時間は短めに(最初は数時間から)
- 年に1~2回は眼科で定期検診を受ける
まとめ
子どもにコンタクトは… | 説明 |
❓ あり?なし? | ✔ 正しく使えば「あり」 |
✅ いつから? | ✔ 小学校高学年~中学生が目安 |
⚠ 注意点は? | ✔ 清潔管理・親のサポート・定期検診が必須 |
🚫 避けるべきケース | ❌ 衛生管理ができない、違和感を言えない年齢 |
🔖 ワンポイント:こんな子には特におすすめ!
- 部活でスポーツをしていて、メガネが不便な子
- 強度近視で、メガネだと見え方に歪みが出る子
- メガネが嫌で学校に行きたくないという子どもに対して、前向きになれるきっかけになることがあります