院長・医師紹介

院長のご紹介(眼科医師)

ごあいさつ

院長 松岡 俊行
松岡 俊行 院長

大阪に生まれ、灘高から京大医学部に進学。幼少期に自身が悩んでいた近視で悩んでいる人たちを医学からアプローチするために眼科医となる。ロンドンの留学で研究した成果は総合科学学術誌「Nature」の表紙を飾る。

院長 松岡 俊行

子ども時代

医師一家に生まれ、幼い頃から医療の世界に囲まれて育ちました。父は内科医で、祖父も産婦人科医でした。

今では考えられませんが開業医ということもり家にはしばしば患者さんが訪れていました。また私自身も薬を包むなどの手伝いをしており、この経験は医療への関心を高め、将来の道を形成する重要な体験でした。

勉強の環境
勉強の環境

関西大学付属の幼稚園へ進学するためのお受験、そして公立の小学校を経て、灘中学校・灘高校に進学しました。

ここでの教育は非常に厳しく、中学の間に高校までの全教科を修了するという驚異的なカリキュラムでした。その後、京都大学・医学部に進学し、医師への道を歩み始めました。

医師を目指すきっかけ
医師を目指すきっかけ

私が眼科医を目指したのは、幼少期から抱えていた視力の問題と、眼科への頻繁な通院が影響しています。特に右目の近視が重く、これが私の眼科医への興味を強くしました。

医学部での学びと、自身の経験を活かし、目の悩みをもつ方の不自由を解決したいと思ったのがキッカケです。

手先を器用にするために
手先を器用にするために

学生時代の部活では素、晴らしき魅力あふれる日本の伝統文化、茶道をしておりました。眼科の手術は器具の大きさが茶道具に近いのと流れが決まっているので、共通性があるように感じています。手術をしていると、呼吸を整えながらお点前をしているような感覚になります。

お点前のテンポが、顕微鏡をつかった繊細な手術のテンポとシンクロするようで、大変心地よいものです。

「先ずは、環境、型から入る」。これは茶道の精神です。「日日是好日」映画で、樹木希林さん演じるお茶の先生が「お茶はね、先ず形なのよ。初めに形を作っておいて、後から心が入るものなのね!頭で考えないで自分の手を信じなさい。」と教えます。良家の子女のたしなみとしての精神を鍛える伝統文化である所以でしょうか。手術もまたしかり!先ずは形から入ります。夜遅くまで手術室で勤務の日々、気付けば自然と手技が身に付いていました。

恩師 永田先生との出会い
勉強の環境
天理よろづ相談所病院で研修が終わるときに永田誠先生、松村美代先生と撮った写真。

座右の書~『眼科マイクロサージェリー』 医学生時代に初版を読み、眼科顕微鏡手術を専攻することを決意しました。手術前に必ず読み返しています。

日本眼科顕微鏡手術の始祖:永田誠先生の術式の集大成ともいえる、眼科手術のすべてがわかる1冊。今の私の進路を決め、技術や理念の基礎を作ってくれた教科書です。

ロンドン留学で得た教訓
ロンドン留学で得た教訓

生存戦略、「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。」 ダーウィンの名言だ。人生は予期せぬことの連続であり、対応できる柔軟性が大切。
また、不具合な事態と感じても、後に幸運に転じることも多い。

大学院時代、京大式 【Neuesを探せ】に従い、薬理学を学びに行った。眼の研究はできず、プロスタグランジンD2の予期せぬアレルギー作用の発見につながった体験がある。

それまでは、早石修先生による睡眠作用が有名だった。研究結果を早石先生に報告に行った際に、これが【Serendipity(幸運な偶然を手に入れる)】だよと、教えて頂いた。嬉しかった!

研修医時代
研修医時代

京都大にてアステラス製薬との産学連携新薬の開発、医師主導治験の黎明期に携わりました。
LASIK(レーシック)の手術を受け、裸眼生活に。

眼鏡がなくなり、肩こりも解消される。術後の視力回復時の感動が素晴らしく、眼科手術を生涯の仕事とすることを決意!

最後に

これまでの経験を地域医療に還元したいと思い、出身である北摂で開院し今に至ります。私自身は、眼科の手術を多く手がけてきたこともあり、その知識と技術を生かせるクリニックをと当初は考えていましたが、糖尿病内科の医師である妻と一緒に診療するメリットが大きいことに気づき、内科も標榜することになりました。

たとえば糖尿病の患者さんは、糖尿病網膜症で苦労されているケースが多く、重症になれば手術も必要です。院内で眼科と内科の両方の視点で診ることができれば、通院の負担が少なくなり、病状の情報共有ができるので適切な治療プランが立てやすくなりました。患者様の負担を減らせるよう最先端の機器を導入し、スピード診断スピード手術を可能にしています。

院長略歴

1992年3月 京都大学 医学部卒業
1992年5月 医師免許(医籍登録番号 第347751号) 取得
1992年6月 京都大学 医学部付属病院勤務
1993年1月 天理よろづ相談所病院勤務
1996年4月 京都大学 大学院 医学研究科
2000年3月 京都大学博士(医学)の学位(医博 第2254号)取得
2000年4月 京都大学 大学院 医学研究科 博士研究員
2001年10月 ロンドン大学ウルフソン研究所 客員研究員
2004年9月 京都大学 大学院 医学研究科 助手
2008年4月 京都大学 大学院 医学研究科 准教授
2009年4月 兵庫県立尼崎病院勤務
2011年4月 天理よろづ相談所病院勤務
2013年3月 桜井病院勤務
2019年3月 江坂まつおか眼科開院
2019年3月 北野病院 眼科 非常勤

院長資格など

  • 日本眼科学会認定 眼科専門医
  • 医学博士(京都大学にて取得)
  • グラクソ・スミスクライン株式会社
    ボトックスWEB講習・実技セミナー修了
  • 日本眼科学会オルソケラトロジー講習会修了

院長のご紹介(眼科医師)

副院長のご紹介(内科医師)

ごあいさつ

副院長のご紹介(内科医師)はじめまして。江坂まつおか眼科副院長の、松岡 美佳子と申します。
眼の病気は、生活習慣病と深いかかわりがあります。代表的なものが、糖尿病の三大合併症の1つ、糖尿病網膜症です。糖尿病による動脈硬化によって、網膜の血管が詰まったり破れたりして起こる網膜障害です。
糖尿病網膜症を予防するためには、糖尿病と診断された時点で眼科を受診することが必須です。しかし、内科の受診をされても、眼科にまで手が回らない人が少なくないという現状があります。
眼科・内科で密に連携をとれる当院であれば、こういった事態を防ぎながら、患者様のご負担の少ない形で治療を進めていくことができます。もちろん、高血圧や脂質異常症を含めた他の内科的疾患にも対応しておりますので、どうぞ安心してご相談ください。

副院長 松岡 美佳子

副院長略歴

1996年 近畿大学 医学部 卒業
国立京都病院(現・国立病院機構京都医療センター)、天理よろづ相談所病院、滋賀県立成人病センター(現・滋賀県立総合病院)などに勤務

副院長資格など

  • 日本内科学会認定 認定内科医
  • 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医
  • 日本医師会認定 産業医
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