レーシックをしていても白内障手術は受けられますか?

はい、レーシック(LASIK)を受けた方でも白内障手術は可能 です!
ただし、レーシックを受けていない方とは いくつか異なる点 があるため、慎重に手術を行う必要があります。

ここでは、白内障の 軽度・中等度・重度 に分けて、レーシック経験者の白内障手術について詳しく説明します。

① 軽度の白内障(初期段階)

手術は可能(ただし、まだ手術の必要はないことが多い)
術後の視力の変化に注意が必要

    • 白内障の進行が軽いため、すぐに手術は必要ない場合が多いですが、レーシックをしているため、 白内障が進んできたら手術の計画を早めに考える ことが重要です。
    • 眼内レンズ(IOL)の度数計算が難しくなる ため、適切なレンズ選びが必要です。
    • 多焦点レンズを選ぶ場合は慎重な検討が必要(レーシックの影響でピント調整が難しくなる可能性がある)。

レーシック後の目は、通常の目と異なり角膜のカーブが変化しているため、白内障手術の際に使用する人工レンズの度数計算が難しくなります。
そのため、経験豊富な医師による慎重な診断が必要 です。

② 中等度の白内障(進行した白内障)

手術は問題なく可能
レンズ選びと術後の視力変化に注意が必要

    • 白内障が進行しているため、手術が推奨されることが多いです。
    • しかし、レーシック後の目では、レンズの度数計算が難しいため、希望する視力にピッタリ合わせるのが通常より難しいことがあります。
    • 単焦点レンズ(遠く用or近く用)を選ぶのが無難 なことが多いですが、ライフスタイルに合わせた提案が可能です。
    • 多焦点レンズ(遠近両用)を選ぶと、夜間の光のにじみ(ハロー・グレア)が出やすくなる 可能性があります。

レーシック後の角膜の形状を考慮した精密な計算が必要となるため、最新の検査機器(CASIA2)を使用し、適切なレンズを選ぶことが重要です。CASIA2に関してのメリットの詳細はこちら「レーシック後の白内障手術でCASIA2を用いるメリットは?」をご覧ください

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