目次
1. 眼科での診察を受ける
ドライアイの原因や重症度を正しく診断してもらうことが大切です。
目の状態に合った適切な治療を始められます。
2. 点眼薬の使用
種類 |
役割 |
人工涙液(目薬) |
目の乾きを潤す。症状に合わせて種類が選ばれます |
抗炎症薬(ステロイド・免疫抑制薬) |
炎症を抑えて症状を改善する。医師の指示で使用 |
涙点プラグ併用の補助点眼 |
涙の蒸発を防ぐためのケアに使うことも |
3. 涙点プラグ(涙点閉鎖療法)
涙が目から流れ出る穴(涙点)を一時的または永久にふさぐ治療です。
涙の保持時間を延ばして乾燥を軽減します。
4. 生活習慣の改善
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- こまめなまばたきを心がける(特にパソコン・スマホ使用時)。
- 部屋の加湿(湿度40〜60%)を保つ。
- 目をこすらない。
- タバコの煙やエアコンの風を直接当てない。
- 栄養バランスの良い食事(ビタミンA、オメガ3脂肪酸などを含む)。
- 十分な睡眠をとる。
5. 目の温湿布やマッサージ
- まぶたの周りを温めてマイボーム腺の詰まりを改善する。
- 涙の質の改善に役立ちます。
6. 重症例の治療例
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- 医師が必要と判断した場合、免疫抑制点眼薬やステロイド点眼薬を処方。
- まれに外科的治療が必要なことも。
7. 定期的な眼科受診
- 症状の変化や治療効果をチェックし、適宜治療方針を調整します。
まとめ
方法 |
ポイント |
眼科受診 |
正確な診断と適切な治療開始 |
点眼薬 |
乾燥や炎症を和らげる |
涙点プラグ |
涙の保持を助ける |
生活改善 |
乾燥を防ぎ症状軽減 |
温湿布・マッサージ |
涙の質を改善 |
定期検査 |
治療効果の確認 |