「50cmの視力」というご質問には、いくつかの解釈が考えられますが、一般的には「焦点が合う距離(ピントの位置)」から「目の度数」を逆算する場合に使われることが多い指標です。
状況に合わせて、大きく分けて2つの視点から解説します。
目次
1. 「裸眼で50cm先までしか見えない」場合(近視の目安)
もし、裸眼では遠くが見えず、「目から50cmの距離で文字が一番はっきり見える(それ以上離すとぼやける)」という場合、近視の度数は「-2.0D(ディオプトリー)」程度と考えられます。
計算式
1÷焦点距離(m)=度数(D)
1÷0.5(m)=2.0
目安
軽度の近視です。日常生活では少し不便ですが、手元の作業や読書は眼鏡なしで快適にできるレベルです。
2. 「50cmの距離を見るための視力」の場合(老眼・パソコン作業)
眼科検査における「近見視力(手元の視力)」は通常30cm〜40cmで測りますが、50cmという距離は、デスクトップパソコンの画面や楽譜、料理中の手元などを見る「中間距離」にあたります。
必要な調節力
正視(遠くがよく見える目)の人が50cm先にピントを合わせるには、+2.0D分の目の調節力(ピント合わせの力)が必要です。
老眼の影響
年齢とともにこの調節力が落ちてくるため、50cm先が見えにくくなった場合は、中近両用メガネや近々両用メガネなど、この距離に特化した対策が必要になることがあります。
まとめ:距離と見え方の関係表
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焦点距離 |
度数(近視の目安) |
日常生活でのイメージ |
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30cm |
-3.0D 程度 |
文庫本やスマホを見る距離(しっかり読書) |
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50cm |
-2.0D 程度 |
PCモニター、料理、鏡を見る距離(中間距離) |
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1m (100cm) |
-1.0D 程度 |
人と会話する距離、テレビ(近め) |
50cmは、近視・老眼のどちらでも見え方の変化を感じやすい「中間距離」です。



























