眼圧を上げないための理想的な寝方は、「仰向け」で「頭を少し高くする」ことです。
なぜその寝方が良いのか、逆に避けるべき寝方は何かをまとめました。
1. おすすめの寝方:仰向け+少し頭を高く
基本は仰向け(あおむけ) 重力の影響を均等に分散させるため、眼球への圧力が最もかかりにくい姿勢です。
上半身を少し起こす(約15〜30度) 頭の位置を心臓より高くすることで、静脈圧が下がり、結果として眼圧が上がりにくくなると言われています。
ポイント:
枕だけを高くして首を曲げるのではなく、上半身全体がなだらかに高くなるように工夫するのがベストです(リクライニングベッドや、大きなクッション・傾斜枕などを背中から使うなど)。
2. 避けたほうがよい寝方
うつ伏せ寝(一番NG) 眼球が物理的に圧迫されるほか、重力で眼圧が最も上がりやすい姿勢です。
横向き寝 下になった方の目の眼圧が上がる傾向があります。どうしても横向きで寝る場合は、枕の高さを調整して首が曲がらないようにし、下側の目が枕や布団で圧迫されないよう注意が必要です。
3. 枕選びの注意点
「高すぎる枕」は逆効果 「頭を高く」といっても、枕だけで無理に高くすると首が曲がり、首の静脈を圧迫してしまいます。
これは逆に眼圧を上げたり、視神経への血流を悪くする原因になります。
首が詰まらない高さ 首がリラックスでき、呼吸がしやすい(気道が確保できる)高さを選んでください。
4. 意外な盲点:いびき・無呼吸
睡眠時無呼吸症候群(SAS) 激しいいびきや無呼吸がある場合、血液中の酸素が不足し、視神経にダメージを与えやすくなります(緑内障のリスクが高まるという研究が多いです)。
「しっかり寝ているのに日中眠い」「いびきがひどい」場合は、呼吸器内科や専門医への相談も、広い意味での目のケアになります。
まとめ
今日からできることとして、まずは「うつ伏せを避けて仰向けで寝る」ことから始めてみてください。
もし可能なら、タオルやクッションを使って、上半身が少しだけ高くなるようなリラックスできる姿勢を探してみてください。
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寝方以外の要因も含めた眼圧の基礎知識は、眼圧(がんあつ)とは?をご覧ください。



























