手術に「何歳まで」という一律の年齢制限はありません。
実際に、90代や100歳を超えてから手術を受け、元気に回復される方もいらっしゃいます。医師は「暦の年齢(何歳か)」よりも「身体年齢(内臓や体力がどれくらい元気か)」を重視して判断します。
ご質問のポイントをまとめました。
1. 手術を受けられる年齢の目安
医学的なガイドラインに年齢の上限はなく、ご本人の体力と内臓の機能(心臓、肺、腎臓など)が手術に耐えられるかが最大の判断基準になります。
日常生活ができているか: 自分の身の回りのことができる体力があれば、90歳以上でも手術可能なケースは多いです。
持病のコントロール: 糖尿病や高血圧、心臓病などの持病が薬でしっかり管理できていれば、手術のリスクを下げられます。
2. 最高齢の手術記録(日本)
公式に記録されている日本国内の最高齢手術事例としては、以下の記録があります。
116歳: 2017年に、当時116歳だった女性(都千代さん)が、足の血行障害の治療のために切断手術を受けられた記録があります。
これが日本記録として認定されています。
また、比較的負担の少ない手術(白内障手術など)であれば、100歳以上の方が受けることも珍しくありません。
3. 高齢者の手術で考慮されること
もしご家族やご自身の手術を検討されている場合は、以下の点を医師と相談することになります。
- 手術のメリットとデメリット: 手術をすることで「生活の質(QOL)」がどれくらい改善するか(痛みが取れる、目が見えるようになる等)と、体への負担のバランス。
- 術後のリハビリ: 手術そのものだけでなく、その後のリハビリに耐える体力や意欲があるかも重要です。
高齢の方でも、白内障手術は日帰りで無理なく受けられるケースが多くあります。下記動画では、来院から手術、帰宅までの1日の流れを実際にご紹介しています。






















