結論から申し上げますと、白内障手術直後、お一人で帰宅することは可能ですが、基本的にはお勧めしてません。
多くの眼科クリニックや病院では、安全のため「付き添いの方との帰宅」または「タクシーの利用」を強く推奨(あるいは必須と)しています。
その主な理由と、どうしてもお一人になる場合の対策をまとめました。
なぜ一人で帰ってはいけないのですか?
手術自体は短時間で終わりますが、以下の理由から、術後は普段と同じように歩くことが困難になります。
距離感がつかめない(転倒のリスク)
術後の目は「眼帯」や「保護メガネ」で覆われることが多く、片目が見えない状態になります。
片目だと遠近感がなくなり、階段や段差でつまずいて転倒するリスクが非常に高くなります。
まぶしく、ぼやけて見える
手術のために「散瞳薬(瞳を広げる目薬)」を使用します。手術が終わっても数時間は薬の効果が続き、光が非常にまぶしく感じたり、視界がぼやけたりします。
鎮静剤によるふらつき
手術の緊張を和らげるために軽い鎮静剤を使用した場合、術後に眠気やふらつきが残ることがあります。
帰宅手段の注意点
- ご自身での運転 絶対NG
車、バイク、自転車の運転は法律でも禁止されるレベルで危険です。事故に直結するため絶対にやめてください。
- 徒歩・公共交通機関 △
非推奨:電車のホームやバスのステップは、遠近感がない状態では非常に危険です。人混みでの接触事故のリスクもあります。
- ご家族の送迎 ◎
推奨:最も安全です。ご家族に腕を支えてもらいながら移動するのが理想的です。
- タクシー ○
推奨:付き添いがいない場合、病院の玄関からご自宅の玄関までドア・ツー・ドアで移動できるタクシーを利用してください。
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どうしても「お一人」で帰らなければならない場合
ご家族の都合がつかず、やむを得ずお一人で帰宅される場合は、事前に医師・スタッフに相談など必ず対策をとってください。
白内障手術後は、安全面を考えて付き添いが推奨されています。白内障の手術後、家族の付き添いは必要でしょうか?でも詳しく解説しています。






















