日帰り手術のデメリットはありますか?

白内障手術は 「日帰り手術」 として受けることが一般的になっています。
これは、医療技術の進歩により 短時間で安全に行える ようになったためです。

しかし、「日帰り手術にはデメリットはないの?」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、白内障の 軽度・中等度・重度 の状態ごとに、日帰り手術のメリット・デメリット を比較しながら詳しくご説明します。

① 軽度の白内障(初期段階)

⭕️メリット
✔ 手術が短時間で終わり、体への負担が少ない(約10~15分)
✔ すぐに自宅で過ごせるため、リラックスしやすい
✔ 入院の必要がないので、費用が抑えられる

❌デメリット
⚠ 自宅でのケアが必要(目薬を忘れずに点眼するなど)
⚠ 手術後の目の違和感が気になることがある(軽いゴロゴロ感など)

日帰り手術がおすすめの理由
軽度の白内障は手術時間が短く、目の負担も少ないため、日帰り手術のデメリットはほとんどありません。

② 中等度の白内障(進行した白内障)

⭕️メリット
✔ 体力的な負担を最小限に抑えながら手術を受けられる
✔ 翌日には視力の回復を実感できることが多い

❌デメリット
⚠ 手術後、炎症や充血が出やすい(目薬でのケアが重要)
⚠ 視界がぼやける時間が少し長くなることがある(数日で回復)
⚠ 帰宅後、万が一のトラブルに備える必要がある(痛みや異常があればすぐ受診)

日帰り手術がおすすめの理由
術後のケアが必要ですが、しっかり点眼を続ければ問題ありません。 不安があれば、ご家族のサポートを受けられる環境を整えておくと安心です。

③ 重度の白内障(かなり進行した白内障)

⭕️メリット
✔ 長期間視力が低下していた場合でも、回復の可能性が高い
✔ 日帰り手術でも対応可能なケースが多い

❌デメリット
⚠ 手術時間が長くなることがある(20~30分以上)
⚠ 術後の炎症や腫れが出ることがあるため、入院のほうが安心な場合も
⚠ 極端に進行している場合、合併症リスクがあるため慎重な経過観察が必要

日帰り手術と入院手術の選択

重度の白内障では、手術の難易度が上がるため、医師と相談して入院手術を選ぶことも可能 です。
特に 両目同時手術を希望する方や、体調面に不安がある方 は、入院手術を検討することもおすすめです。

まとめ:日帰り手術のメリット・デメリット

項目

メリット

デメリット

軽度の白内障

手術が短時間で負担が少ない

術後の目の違和感が少しある

中等度の白内障

すぐに回復しやすい

ぼやける時間が少し長い可能性

重度の白内障

視力回復の期待が大きい

炎症や合併症リスクがあり、慎重な対応が必要


日帰り手術のメリットが大きいのは軽度~中等度の白内障
重度の場合は、医師と相談しながら最適な方法を選ぶ

白内障の日帰り手術は 多くの方にとって安全で負担の少ない選択肢 ですが、不安がある場合はぜひお気軽にご相談ください。

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