白内障手術の傷口は、表面がふさがるのに「約1週間」、完全に治癒して安定するまでには「約1〜2ヶ月」かかると言われています。
傷の状態は段階的に変化するため、時期ごとに注意すべき点が異なります。
1. 傷口の回復タイムライン
白内障手術の傷口は非常に小さく(2〜3mm程度)、縫合しなくても自然に閉じる「自己閉鎖創(じこへいさそう)」という方法が一般的です。
手術直後 〜 3・4日目頃
傷口の表面が閉じ始めますが、まだ非常に不安定です。
最大のリスク: 傷口から細菌が入りやすいため、感染症(眼内炎)に最も注意が必要です。
1週間後 〜
傷口の表面は概ねふさがりますが、まだ強度は弱いです。
状態: 目を強く押したりこすったりすると、傷が開く可能性があります。
1ヶ月 〜 2ヶ月後
傷口が完全に治癒し、状態が安定します。
生活: この頃から、激しいスポーツや公衆浴場の利用など、普段通りの生活に戻れるのが一般的です。
2. 期間中の重要な注意点
傷がふさがるまでの間、特に「最初の1週間」は以下の点を守ることが大切です。
- 絶対に目をこすらない:無意識にこすらないよう、就寝時や外出時は保護メガネを使用してください。
- 水が入らないようにする
- 洗顔・洗髪:術後数日間〜1週間は禁止または制限されることが多いです(美容院での洗髪や、目に水が入らない工夫が必要)。
- お風呂:首から下のシャワーは翌日から可能な場合が多いですが、湯船に浸かるのは1週間後からが目安です。
- 点眼薬を続ける:炎症を抑え、感染を防ぐために医師の指示通りに点眼してください。
※回復の早さには個人差があり、医師の方針によっても制限解除の時期(洗顔・入浴など)は異なります。必ず主治医の指示に従ってください。
白内障手術後の傷が安定するまでの過ごし方は、とても重要です。下記動画では、術後の入浴・洗髪・運動など、回復期の注意点をQ&A形式で分かりやすく解説しています。






















