AL-4000は、Tomey(トーメー)が開発した超音波式眼軸長測定装置です。主に白内障手術の術前評価に使用され、眼内レンズ(IOL)度数計算のための眼軸長(AL: Axial Length)を測定します。
主な特徴
- 超音波Aモードによる眼軸長測定
非光学式のため、高度白内障や角膜混濁があっても測定可能。 - IOL度数計算機能
SRK-II、SRK/T、Holladay、Haigis などの計算式を搭載。 - 非接触/接触プローブ両対応
直接プローブを眼に当てる「接触法」と、涙液を介して測定する「非接触(浸水)法」に対応。 - 角膜曲率測定(ケラトメーター機能)
角膜の形状も測定し、IOL選定に役立つデータを取得。 - コンパクトで操作が簡単
シンプルなデザインで、素早く測定可能。
AL-4000は、OA-2000(光学式)とは異なり、超音波式なので、白内障が進行していて光学式測定が困難な場合に有効です。