EM-4000は、Tomey(トーメー)が開発したスペキュラーマイクロスコープ(角膜内皮細胞測定装置)です。角膜の内皮細胞を非接触で観察・解析し、角膜の健康状態を評価するために使用されます。
主な特徴
- 高解像度の角膜内皮細胞撮影
約200万画素の高精細カメラを搭載し、内皮細胞をクリアに観察可能。 - 自動測定 & 高速解析
ワンタッチで測定でき、細胞密度や多角形率を自動計算。 - 広範囲測定(中央・周辺)
角膜の中心部だけでなく、周辺部の内皮細胞も測定可能。 - 非接触式で患者の負担が少ない
直接目に触れずに測定できるため、安全で快適。 - 多様なデータ解析
細胞密度(CD)、六角形細胞率(HEX)、細胞面積(AVG) など、角膜内皮の健康状態を総合的に評価。
主な用途
EM-4000は、特に白内障手術や角膜疾患の診断で役立ち、角膜の透明性を維持するために重要な内皮細胞の状態を詳細に分析できます。