
瞼板(けんばん)とは、まぶたの中にある硬めの線維性組織で、まぶたの”芯”のような役割をする部分です。英語では tarsal plate(タルサルプレート) と呼ばれます。
主な役割
- まぶたの形を保つ
- 眼球に沿ってまぶたを安定して動かす
- マイボーム腺を内部に含む土台になる
という3つです。
特にマイボーム腺は瞼板内に存在し、涙の油層をつくって目の乾燥を防ぎます。
大きさの目安
- 上眼瞼の瞼板:約10 mmの高さ
- 下眼瞼の瞼板:約3.5〜5 mmの高さ
とされます。
重要な点
臨床的にはとても重要で、
- 眼瞼下垂手術では、挙筋腱膜を瞼板に縫合する
- 眼瞼内反・外反
- 瞼板炎
- マイボーム腺機能不全(MGD)
などでよく関係します。
瞼板はマイボーム腺の土台となる組織であり、眼瞼下垂や眼瞼内反症といったまぶたの病気にも深く関わっています。まぶたに関する症状や治療法をまとめて知りたい方は、眼瞼(まぶた)の病気をご覧ください。
瞼板内に存在するマイボーム腺は、詰まりが生じるとドライアイやものもらいの原因となることがあります。放置するリスクや具体的な治療法については、下記動画【放置厳禁!】マイボーム腺梗塞の治療方法を解説もご参考ください。



























